新築専門アンテナ工事の流れ
基本事項
新築専門アンテナ職人はご新築の外観や機能性を第一とし、屋根上に支線を張る従来式アンテナ(魚の骨のようなアンテナ)は一切使用いたしません。
全てのアンテナ工事においてご新築への負担が少なく、鳥フン被害・雪・台風などの影響の少ない「デザインアンテナ」で統一しております。→詳しくはこちら
※デザインアンテナに関しましては2018年9月30日に猛威を振るった台風の際にも倒壊によるお問い合わせは一件もございませんでした。
①検波後のご提案
ご新築のデザイン性と電波状況を考慮し、アンテナを設置して外観を損なわない位置や施工法をいくつかご提案させて頂きます。また、ご新築の構造や設備によってはアンテナを屋内に設置できることもございますので、ご新築にとって最善の施工法をご提案させて頂きます。
「検波器を使用しない、検波器すら持っていない業者さん」がいらっしゃるようですが、新築専門アンテナ職人では目分量ではなく必ず電波計測器を使用して検波を行います。
今後4K・8K番組は増えていきますので、現在BSで4K・8K放送をご覧になる予定のないお客様でも、事前に「4K・8K信号発生器」で受信レベルを調整しておくことにより、将来4K・8K放送をご覧になる際はアンテナ調整なしで4K・8K番組がご覧になれます。
(※4K・8Kをご覧になるにはアンテナの他にも4K・8K対応のものに交換必須のものがございます。→詳しくはこちら)
②ご新築に合わせた部材選定
ご新築のデザイン性や建材に合わせてアンテナの「機種」から「線の色」に至るまで細かく部材を選定・加工させて頂きますので100%カスタムオーダーメイドとなります。
新築専門アンテナ職人では100%自社工事を徹底し、協力会社や支店という名目で他業者さんに工事を依頼するということはしておりません。そのため安定した技術力と一貫性のある工事プロセスによりハイクオリティーな工事をご提供させて頂きます。
ZEHやエコ住宅といった繊細な高機能住宅のご新築も安心してお任せ下さいませ。
③気密・防水
ボルトやビスでしっかりと固定されているように見えるアンテナでも、ボルトやビスの選定一つ違うだけで簡単に抜けてしまうもの。
新築専門アンテナ職人では新築工事10,000件以上の実績で培われた経験と知識のもと、繊細なタイルや珪藻などの壁であっても適切にビス選定、コーキング処理を施します。
下請け業者間で生じる個人差による手抜き工事もなく、100%自社工事ならではの安定した技術力と一貫性のある工事プロセスにより大切なご新築の気密・断熱性をお守りいたします。
④美しいアンテナ配線
アンテナを周りからは見えない位置に取り付けても、アンテナ線の配線処理がお粗末ではいけません。
専門家でない限り、アンテナ工事がどんなに雑でもテレビが映ってしまえば「なにが良い工事で、なにが悪い工事」なのか判別するのは難しいもの。そのためどのホームページでも「外観重視」とうたっていながら、実は肝心の配線処理がお粗末な工事が多々ございます。
アンテナ線の配線は、配線の仕方一つ違うだけで外観はもちろんですが、風が吹くと音が鳴ったり積雪で抜けてしまうことがあるほど奥が深いものです。
新築専門アンテナ職人ではアンテナ線の配線処理にもこだわりをもって工事を行っております。
ZEH(エコ住宅)のご新築にてアンテナ工事
近年増えてきたZEH(ゼロエネルギー住宅)のアンテナ工事をご紹介いたします。省エネ住宅の特徴は非常に気密性や断熱性が高く、屋根にはソーラーパネルが付く場合もございます。
1. 検波
「ご新築の構造」、「周囲環境」、「電波レベル」を調査した後、外観の良い位置にアンテナを設置していきます。(※アンテナを取り付けできる位置が数カ所ある場合には料金を含めお客様にご相談させて頂きます。)
アンテナは何でもかんでも「大きければ良い」、「いくつも穴をあけて屋根裏に設置するのが良い」というものではございません。ご新築は構造も建材も千差万別ですのでご新築に合わせて工事をするのが本当です。
私たち新築専門アンテナ職人では特性や大きさの異なる複数のアンテナを常備し、「ご新築の構造、外観、電波レベル」を考慮してアンテナ選定するため、不必要な電波増幅器(ブースター)の使用はございません。
ご新築のデザイン性はもちろんですが、ご新築本来の気密・断熱性といった機能性を一番に考えて工事をさせて頂きます。
2. 加工・組み立て
アンテナを固定するマストやブラケットを加工、組み立てていきます。
3. 金具の設置と気密処理
(1)アンテナを取り付けるブラケットとマストを慎重に設置し、コーキング処理を施していきます。
(2)コーキング剤はただ「塗れば良い」というわけではございません。新築専門アンテナ職人では外壁に合わせて5種類のコーキング材からその都度適切なものを選定し気密処理を施していきます。
アンテナ工事に限らずエアコン工事にも言えることですが、気密防水処理はとても奥が深く、使用するビス一つ違うだけで気密・防水性は大きく損なわれてしまいますので細心の注意を払いながら工事を行っております。
4. 建物構造に合わせた配線
外壁の色に合わせてアンテナ線を選定し、構造に合わせて目立たぬよう配線していきます。
※新築専門アンテナ職人では一般的なものより紫外線に強く、太くて硬い耐候性アンテナケーブルを使用しております。
配線には留め金具を壁にビスで固定していくため、「防水性」や「気密性」が損なわれないよう建物の構造や建材に合わせ適切に配線していきます。留め金具も外壁の色や素材に合ったものを選定し、その上にコーキングをいたしますので外観も損なわれません。
手抜き配線例
他業者さんが取り付けたアンテナの手直し工事のご依頼を頂くことがございます。「頭隠して尻隠さず」と言いますが、「外観重視のアンテナ工事」のはずなのに、アンテナ線が固定もされずそのまま垂れ下がっていたりすることが驚くほどございます。
アンテナ線の配線処理によっては風が吹くと壁にぶつかって音がしたり、積雪でアンテナ線が抜けてしまうこともございますのでくれぐれもお気を付け下さい。
ご新築正面から見えない位置にアンテナを取り付けるのは簡単ですが、実はアンテナ線を建物に合わせて配線する方がはるかに難しく手間暇かかることがございます。そのため、業者さんによってはこの配線処理をおろそかにすることがあるのです。
※過去には「風が吹くと音がするので点検してほしい」と設置してもらった業者さんに問い合わせても、テレビが映っているので出張点検料がかかると言われたお客様もいらっしゃいました。
5. アンテナ取り付け・調整
地デジ(スカイツリー)、BS(南西方向)はそれぞれ電波の受信方角が異なりますので、検波器のレベルを確認しながら各アンテナを取り付けしていきます。
6. アンテナ取り付け完了
7. アンテナブースター
アンテナを「取り付ける位置」や「テレビをご覧になる部屋数」によってはブースター(電波増幅器)が必須となります。
ブースターが必要な場合には事前にご相談させて頂きますのでご安心下さいませ。
(→お家の正面側では十分に電波を受信できますが、お家裏側では感度が弱くブースターが必要となるような場合。)
8. レベルチェック・設定
実際にテレビに繋げて映るかどうか確認して頂きます。
10. 最終確認
最後に設置したアンテナの仕上がりを確認して頂き完了となります。
11. 完成
最後に
ご新築のデザイン性や機能性を考えたアンテナ工事は、ご新築の構造、建材、電波状況をしっかりと見極めて工事をする必要がございます。
構造に合わせた配線作業は、ときにご新築の裏側までハシゴを移動して工事をする必要があるため非常に時間のかかる大変な作業となります。また、部材の種類も一種類増えるだけで在庫管理の必要が出てくるため、安価な工事料金では「外観重視のアンテナ工事」は難しいものです。
せっかくアンテナを美しく取り付けできたのに、配線や気密処理がお粗末では本末転倒です。新築専門アンテナ職人はお客様の「一生の宝物」であるご新築を守るため、部材の選定から配線に至るまでしっかりと工事をさせて頂きますので安心してお任せくださいませ。
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